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「習慣に習慣をくっつけるだけ」 最強の行動変化法

2024.12.09

効果的な習慣の力:「アトミック・ハビッツ」から学ぶ

最近、「アトミック・ハビッツ」ジェームスクリアー著という本を読みました。

とても興味深い内容で、その中でわたくし佐藤が、特に心に響いた考え方をお話ししてみます。

この本では、物事の結果は直接変えられないが、物事のプロセスを変えることで結果に影響を与えることができると説いていて、

習慣を変えるための4つのステップが紹介されています:

  1. 問題をはっきりさせる
  2. 易しくする
  3. 魅力的にする
  4. 満足できるものにする

これらのステップに従うことで、日々のプロセスを改善し、結果に変化をもたらすことができると言うのです。

 

巷によくある習慣改善の本とは違って、誘惑に弱い私が特に面白いと思ったのは、「易しくする」という考え方です。

 

それは、いきなり新しい習慣を始めるのは難しいため、既存の習慣に新しい良い習慣を「くっつける」という方法です。

そうすると、自然と行動が変わり、結果的に望む結果に近づくことができます。

 

私も実験してみたのですが、

最近運動不足を感じていて、好きなテニスをする時も体が重く感じ、筋トレはつまらないので続きません。

そこで、この本でで学んだ方法を試せないかな?と思ったわけです。

まず、自分の毎日の行動を細かく書き出し、その中に新しい行動をくっつける方法を考えました。

「朝起きて、ベッドから降りる、1回に降りて、雨戸をあける、等々・・・・・・」

毎日の習慣の中のどこかに、運動量を増やす仕組みは無いなろうか・・と探した結果!あった!

家に階段があるじゃないか!!!これを活用できないか?

 

そこで、実験の一つ目として、家に帰ったらそのまま「二階へカバンを置きにいってipadを充電する」習慣を取り入れました。

これにより、今よりも一日最低でも2往復、階段を上り下りすることになり、さらに、一階リビングが広く使えるようになりました。

また、二階が散らかっていると気になるので、部屋の片付けも進むという副産物も得られました。

これによって、一日の階段の上り下りの量が、3倍になりました。階段1段の消費カロリーは僅か0.1キロカロリーだそうですが、これから永遠に続くので、足に力が付いてきた感じがします。

 

また、会社では、退社する時に、次の日の朝に読みたい本をパソコンのキーボードの上に置いておくようにしました。

こうすると、朝一番に本を手に取る習慣がつき、結果的にネットを見てしまうような無駄な時間が減りました。

 

お酒を二杯飲んだら、水を一杯飲む、というのも、次の日がとても楽になる方法です。

 

 

人間は非常に習慣的な生き物なんですね。自分で実際にやってみて、

自分自身の行動の変化に笑ってしまいます(^_^)

 

新しい習慣を追加するのは難しいですが、既存の習慣に少しずつ良い習慣を「くっつける」ことで、意識せずに大きな変化をもたらすことができるようです。

皆さんも、今の習慣に少し工夫を加えることで、より良い生活を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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