世界から猫が消えたなら 川村元気 マガジンハウス
2025.07.04
何気なく。
90分という時間が空いて、頭がちょっと疲れていたから、
映画を見てみました。

「世界から猫が消えたなら」川村元気著
主人公に突然、脳腫瘍が見つかり、余命が無いと知らされます。
そこに突然、自分とそっくりな死神が現れ、「大切なモノを1つ失う度に、1日の寿命を得られる」という契約をします。
なにか一つ、モノが無くなるたびに、
そのモノが紡いできた思い出もすべて消えていく。電話、映画、時計。。。
友人との思い出
家族の思い出
自分は生き延びるが、すべての思い出、人とのつながりが消えていく。すべてのつながりを失って生きる意味はなんだろう。
↑このへんまでは、予告で見られるので書いても良いと思います。
私が改めて考えたのは、
「もし人生のうち、何かが無かったら、今の自分はここにいない」という事でした。
自分の人生は、100%、いままでの、判断・選択・決断・経験の連続の集積の結果である。ということ。
無駄だったと思うあの時間も、いやだったあの時期も、辛かったあの出来事も。
あれがあったから、いまの自分がある。
『意味は・・・・無くなかった。 』
これからも、一瞬を大切に味わおうと思えた。良い時間でした。