今年多発した台風から見える未来
2026.10.30
台風は特別な災害ではなくなった
だからこそ、火災保険をもう一度確認してほしい
今年も全国各地で台風や豪雨の被害が報じられました。
ニュースを見るたびに、
「またか・・・」
と思った方も多いのではないでしょうか。
私自身、保険代理店としてお客様とお話しする中で感じるのは、
『昔はこんなに頻繁じゃなかったよね』
という声が本当に増えたことです。
もちろん毎年台風は来ます。
しかし最近は、単に台風の数だけではなく、その強さや降る雨の量が以前とは変わってきているように感じます。
なぜ台風被害が増えているのか
専門家は様々な要因を挙げていますが、大きな背景の一つは海水温の上昇です。
台風は海からエネルギーをもらって成長します。
人間で言えば食事です。
海が温かいほど台風は元気になり、勢力を保ったまま日本に近づいてくるようになります。
また近年は、
- 線状降水帯
- 記録的短時間大雨
- 想定外の浸水
という言葉を耳にする機会も増えました。
つまり、
「風の災害」から「水の災害」へ
という側面が強くなっていると感じます。
来年は大丈夫なのか
正直に言えば、誰にも分かりません。
ただ一つ言えることがあります。
それは、
「来年は大丈夫だろう」と考える根拠はあまりない
ということです。
ここ数年の気象状況を見ると、
- 猛暑
- 豪雨
- 強い台風
は特別な年の出来事ではなくなっています。
昔は50年に一度と言われていた現象が、今では数年に一度のような感覚になっています。
だから私は、
「災害を予想する」よりも、
「また起きる前提で備える」
ことの方が大切だと思っています。
火災保険は火事のためだけではない
ここで改めてお伝えしたいのが火災保険です。
名前が火災保険なので、
「うちは火事にならないから大丈夫」
と思われる方もいます。
しかし実際には、
- 台風
- 強風
- 雹(ひょう)
- 落雷
- 雪害
などが補償の対象になっている契約も多くあります。
さらに水災補償が付いていれば、
- 河川の氾濫
- 床上浸水
- 土砂災害
なども対象になる場合があります。
つまり、
台風で最も多い被害の多くは、火災保険で対応できる可能性があるのです。
本当に怖いのは「自分は大丈夫」という思い込み
実際に保険金のお支払いとなるケースを見ると、
- 屋根が飛んだ
- 雨漏りした
- カーポートが壊れた
- フェンスが倒れた
という被害は決して珍しくありません。
しかも修理費は数十万円では済まず、
100万円を超えるケースもあります。
被害を受けてから
「こんなにかかるの?」
と驚かれる方も少なくありません。
だからこそ、
私は台風シーズンが終わった今こそ、一度契約内容を確認していただきたいと思っています。
保険は使わないのが一番幸せ
私は保険代理店ですが、
本音を言えば保険金を請求しない人生が一番です。
事故もなく、 災害もなく、 保険を使わずに済む。
それが一番幸せです。
しかし経営でも人生でもそうですが、
順調な時ほど備えがおろそかになります。
だからこそ、
何も起きていない今、
ご自宅や会社の火災保険を見直してみてください。
- 水災補償は付いているか
- 保険金額は現在の建築費に合っているか
- 古い契約のままになっていないか
確認するのに10分もかかりません。
まとめ
最近の台風を見ていると、
「災害は特別な出来事」ではなく、
「いつ起きてもおかしくない日常のリスク」
になったと感じます。
だから必要なのは不安になることではありません。
正しく知り、備えることです。
自然災害を防ぐことはできません。
しかし、災害による経済的な損失は備えによって小さくすることができます。
ぜひこの機会に、ご自宅や会社の火災保険を一度確認してみてください。
その10分の確認が、いつか大きな安心につながるかもしれません。