🏠賃貸退去時に知っておきたい火災保険の使い方
2025.08.03
火災保険って、火事の時にしか使えないんですよね?
という質問を頂く事があります。
でも、知っていると便利な機能もあるのです。
例えば、借りている部屋を退去する場合や、逆に、アパートやテナントビルをお持ちのオーナー様で、賃借人が退去される場合です。
退去時、壁や床に傷がついていたり、火災や水漏れで物件が損傷していた場合、誰がどのように責任を負うのでしょうか?実は、状況に応じて火災保険や借家人賠償責任特約が活用できる可能性があります。
★🧑💼賃借人の場合:「借家人賠償責任特約」で備える
賃借人が過失により建物を損傷させた場合、「借家人賠償責任特約」がついた火災保険に加入していれば、大家さんへの損害賠償を保険でカバーできます。
- ・対象:過失による火災、水漏れ、破損等
- ・注意点:保険会社によって補償範囲が異なるため、契約内容を要確認
★🏢不動産オーナーの場合:「火災保険」や「施設賠償責任保険」が役立つ
一方、建物自体の損傷に対しては、不動産オーナーが加入している火災保険が使える場合があります。特に退去時に想定外の修繕が必要なケースでは、保険によって費用を軽減できる可能性があります。
- ・対象:構造部分の損傷や災害起因の破損など
- ・ポイント:経年劣化と判断されると保険が適用されない可能性もあり、専門家の査定が重要
🔍事実の記録がとても大事
保険の適用は、物件の損傷が「過失」か「不可抗力」かで判断されます。
ここで最も大事なことは、「記録」を残しておくことです。
入居前に、入居者さんの場合も、建物オーナーさんの場合も、必ず写真をたくさん残しておくことです。
入居者さんと建物オーナーさんの間ではお互いに言い辛いクレームもあるかもしれませんが、
保険会社は、事実のみを確認しますので、実際に壊れていなかったものが壊れた証拠があれば、
ちゃんと保険で対応してくれます。(せっかくの火災保険です。契約の際にしっかり内容チェックを!)
もめ事を回避するためにも、記録を残すことをお忘れなく。