📘「13歳からわかる」シリーズで再発見したデール・カーネギーの本質
2025.08.11
📘「13歳からわかる」シリーズで再発見したデール・カーネギーの本質
お盆休みの期間を使って、デール・カーネギーの名著『道は開ける』と『人を動かす』を読み直しました。ただし今回は、原本ではなく「13歳からわかる」シリーズ(日本図書センター)。物語形式で語られるこのシリーズは、主人公の青年が悩みを抱え、知恵ある老人に相談するというスタイルで進みます。

原本はずっと前から持っていたのですが、今回改めて読んでみて驚いたことがありました。それは、原題と訳題の印象の違いです。
📖 原題から見える本の本質
• 『道は開ける』の原題は How to Stop Worrying and Start Living(心配するのをやめて生活を始める方法)。
• 『人を動かす』の原題は How to Win Friends and Influence People(友を得て人々に影響を与える方法)。
訳されたタイトルだけを見ると、前者はスピリチュアル系、後者はテクニック系の印象を受けますが、原題からは「悩みや不安を乗り越え、人間関係を築くための実践的な知恵」が込められていることがわかります。
この気づきだけでも、今回の読書には大きな価値がありました。
🐶 犬に学ぶ「好かれる力」
『人を動かす』の中で特に印象的だったのが、「人に好かれる方法」として紹介されていた“犬を見習う”という話です。
犬は卵も産まず、牛乳も出さず、何かを提供するわけではありません。ただ、無心に人を慕うことで愛され、世話をしてもらえる存在です。つまり、犬は「好かれることのエキスパート」。
この話から得た教訓はこうです:
相手に好かれたいと思うと、どうしても力が入りすぎてしまいます。でも、純粋な関心を持つことなら、自然にできる。これは人間関係の本質だと感じました。
🌱「人を動かす」とは、相手の成長を促すこと
もう一つ心に残ったのは、物語の最後で青年が語る言葉です。
この言葉には深く共感しました。人に動いてもらうことは、単なる指示や操作ではなく、相手の成長を促すこと。そしてそれは、自分自身の成長にもつながる。
これはまさに、私が大切にしている「道経一体」の考え方とも通じるものです。
📚 物語から原本へ、再び読みたくなる力
原本はそれぞれ数百ページを超える大作ですが、今回のように物語形式でエッセンスを掴むことで、改めて原本を読みたくなる気持ちが湧いてきました。
「13歳からわかる」シリーズは、カーネギーの本質をわかりやすく伝えてくれる素晴らしい入り口。大人が読んでも、深い気づきが得られる内容です。
もしこの記事を読んで「気になる」と思った方がいたら、ぜひこのシリーズから手に取ってみてください。そして、心配を手放し、人との関係をより良くするヒントを見つけてみてください。