ネット通販に潜むサイバーリスク(敷居は低いが、意外に高いリスク)
2025.08.23
〜「万が一」に備える、誠実な商いのために〜
ネット通販は、地域を越えて商品やサービスを届けられる便利な仕組みです。
しかしその一方で、サイバー空間には見えないリスクが潜んでいます。
あるアパレルショップさんが運営するECサイトが、外部からの不正アクセスを受けました。
攻撃者は顧客の個人情報を盗み出し、サイトの一部を改ざん。結果として、数千件の情報漏洩と、数百万円規模の損害が発生しました。
店主の方はすぐに謝罪と対応を行いましたが、調査費用、復旧費用、顧客への補償、そして信頼の回復には長い時間と誠実な努力が必要でした。
利益が出ている会社さんだったので、自費で対応をされたのですが、
それを機に、サイバーセキュリティ保険へのご加入を検討されました。
このような事例は、規模の大小を問わず、誰にでも起こり得る現実です。
最近ではどなたでも気軽にインターネットを通じて通販の仕事を始めることが可能ですが、
いざサイバー攻撃を受けると、お仕事すべてが止まってしまい、間接的に損害を受けたお客様から想定外の賠償請求を受ける可能性があります。
そこで注目されているのが「サイバーセキュリティ保険」です。
この保険は、情報漏洩やシステム障害などによって生じた損害を補償するもので、ネット通販を行う事業者にとって心強い備えとなります。
たとえば、顧客情報が漏洩した場合の調査費用、謝罪広告の掲載費、損害賠償金などが補償対象となることがあります。
また、サイトの停止による売上損失や復旧費用も、保険によって支えられるケースがあります。
サイバー攻撃の調査には、少なくとも数か月から半年の期間がかかります。
アメリカでは、過半数の会社がサイバーセキュリティ保険に加入しているのですが、日本ではまだ普及が進んでいませんでした。
しかし、ここ数年で、被害事故の事例が急増しています。
いよいよ、他人事では無くなりました。
保険は「使うもの」ではなく、「備えるもの」。
それは、事業の信頼性を支える静かな力であり、お客様との関係を守るための誠実な姿勢でもあります。
私自身、保険という仕事に携わる中で、「安心は目に見えないけれど、確かに人を支える力がある」と感じております。
お客様との信頼を守るために、今どんな備えができるか、一緒に考えてみませんか。