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🚗自動車保険と弁護士特約──「万が一」に備える、心強い味方

2025.09.10

最近私は、「自動車保険」に付帯できる「弁護士特約」の重要度pが高まってきたことを感じています。

 

アメリカではかなり前から、「訴訟大国」と言われるように些細なトラブルでもすぐに弁護士を入れるというような社会になっています。これは多民族が一緒に暮らす国民性にもあると思いますが、もう一つの理由としては弁護士報酬が時給制だったりと安いことがあります。

日本では「弁護士さんに頼むと高額になる」と思って相談をしない方が圧倒的に多いと思うのですが、最近は些細な自動車事故でも弁護士特約を使ってすぐに弁護士を入れるという方も増えてきました。

保険会社にとって契約者は「お客様」なので、契約保険会社は、お客様が弁護士を入れたいと言われれば入れざるを得ません。

 

これは、退職代行などが日常的にに使われる世の中になったことと無縁ではない気がします。厄介なことは、誰かに任せたい。これはわからないでもないですよね。

さて、自動車事故の相手が、いきなり弁護士をが挟んできたら、私たちが個人で対抗するのはとても難しく、こちらが被害者の場合であっても、不利な内容になることがあります。

 

そんなときに、助けになるのが、自動車保険の弁護士特約なのです。

 

 

🔍弁護士特約とは?
弁護士特約とは、自動車保険にオプションとして付けられる補償のひとつ。交通事故などのトラブル時に、弁護士への相談や示談交渉を保険会社が費用負担してくれる制度です。
主な補償内容
• 弁護士への相談費用(上限10万円程度)
• 示談交渉や訴訟にかかる弁護士費用(上限300万円程度)
• 書類作成費用(司法書士・行政書士含む)

 

🧠なぜ必要?──「交渉の壁」を乗り越える
事故後、相手方の保険会社とのやり取りは、想像以上にストレスフルです。慰謝料の提示額に納得できない、評価損が認められない、治療の打ち切りを迫られる──そんなとき、弁護士が間に入ることで、冷静かつ法的根拠に基づいた交渉が可能になります。
実際の声より

「相手過失100%の事故でも、評価損や慰謝料の交渉は素人には難しい。弁護士特約を使ったことで、精神的な負担が大きく軽減された。」

 

👨‍👩‍👧‍👦誰が使える?──家族も対象に
多くの保険では、契約者本人だけでなく、配偶者や同居の親族(6親等内の血族・3親等内の婚族)も対象になります。つまり、家族の誰かが事故に遭った場合でも、弁護士特約が使える可能性があるのです。

 

🛠使える場面は交通事故だけじゃない
弁護士特約は、交通事故以外にも使える場合があります。たとえば:
• 歩行中に自転車と接触してケガ
• ひったくり被害
• 上階からの水漏れによる家財損害
※ただし、保険会社によって補償範囲が異なるため、契約内容の確認は必須です。

 

💸費用とデメリットは?
弁護士特約の保険料は、年間2,000〜3,000円程度。等級が下がることもなく、使っても翌年の保険料に影響しないのが一般的です。デメリットはほぼなく、「使わないかもしれない」という理由で外すには、あまりにも惜しい補償です。

 

🌱まとめ──「安心の種」をまいておく

事故は、誰にでも起こり得るもの。そのとき、冷静に対応できるかどうかは、事前の備えにかかっています。弁護士特約は、交渉の不安を取り除き、心の余裕をもたらしてくれる「安心の種」。自動車保険の更新時には、ぜひ一度、見直してみてください。

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