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火災保険に付いてくる「住まいのサービス」って?

2025.10.07

〜もしもの時だけじゃない、日々の安心を支える仕組み〜

 

火災保険と聞くと、「火事のときに補償してくれるもの」というイメージが強いかもしれません。でも実は、火災保険には“日常の困りごと”をサポートしてくれる「住まいのサービス」が付いていることが多いのです。
この記事では、そんな住まいのサービスの内容や使い方、注意点などをわかりやすくご紹介します。

 

 

🔧 住まいのサービスってどんなもの?
火災保険に付帯する住まいのサービスとは、住宅に関するトラブルを解決するためのサポート窓口や、専門業者の手配をしてくれるサービスです。保険会社によって名称は異なりますが、主に以下のような内容が含まれています。

 

主なサービス内容
• 🛠 水漏れ・詰まりなどの応急対応(キッチン・トイレ・浴室など)
• 🔑 鍵の紛失時の開錠・交換
• 🪟 ガラスが割れたときの応急処置
• 🐝 害虫・害獣の駆除(ハチ・ネズミなど)
• 🧹 不用品の回収やハウスクリーニング(一部プラン)
これらは「保険金が支払われる事故」とは別枠で、日常のトラブルに対して“保険会社が提携する業者を手配してくれる”という仕組みです。

 

 

📞 どうやって使うの?
使い方はとてもシンプルです。
1. 保険証券や契約書類に記載されている「住まいのサービス窓口」に電話する
2. トラブルの内容を伝える
3. 保険会社が提携業者を手配してくれる
4. 業者が訪問し、応急処置や対応をしてくれる
多くの場合、出張費や30分〜1時間程度の作業費は無料です(※保険会社や契約内容によって異なります)。それ以上の作業や部品交換が必要な場合は、事前に見積もりを出してくれるので安心です。

 

 

💡 注意しておきたいポイント
住まいのサービスは便利ですが、いくつか注意点もあります。
• 🔍 契約内容によってサービスの範囲が異なる
→「水漏れ対応はあるけど、害虫駆除は対象外」など、契約ごとに違いがあります。
• 🕒 利用回数に制限がある場合も
→「年3回まで無料」など、回数制限があることも。
• 🧾 保険金の支払いとは別扱い
→住まいのサービスは“保険金請求”ではなく、“付帯サービス”です。事故報告とは別に連絡が必要です。
• 🧑‍🔧 提携業者以外を使うと対象外になることも
→自分で業者を呼んだ場合、費用が自己負担になる可能性があります。

 

 

🏡 こんなときに助かった!実際の利用例
あるご家庭では、夜中にトイレの水が止まらなくなり、慌てて住まいのサービスに電話。30分ほどで提携業者が到着し、応急処置をしてくれたそうです。出張費も作業費も無料で、翌日には正式な修理の見積もりも提示され、安心して対応できたとのこと。
「保険って、火事のときだけじゃないんだ」と実感されたそうです。

 

 

🌱 最後に:保険は“安心の仕組み”
火災保険は、万が一の災害に備えるものですが、住まいのサービスは“日々の安心”を支える仕組みです。契約内容を見直してみると、「こんなサービスが付いていたんだ」と気づくこともあるかもしれません。
もしご自身の保険に住まいのサービスが付いているなら、ぜひ一度内容を確認してみてください。そして、困ったときには遠慮なく活用しましょう。

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