「悩まない人の考え方」 木下勝寿 ダイヤモンド社
2024.10.15
いつもありがとうございます。佐藤です。
最近読んだこの本。特に何かに悩んでいるわけではありませんでしたが(;^ω^)、面白そうだと思い、ふと手に取りました。
著者は北の達人コーポレーションの社長、木下勝寿さん。「ピッと考えてパッと行動する」という「ピッパの法則」で知られています。
(この文章は5分で読めます)
◆この文章のポイント
・悩んだとき、上手くいかないのではなく、「思い通りにいってないだけ」が9割
・自分の思いをクリアにする方法
・今日の自分より、未来の自分にプライドを持てばチャレンジしやすい
「悩まない人の考え方」には、悩みを減らすための2つの大原則が紹介されています。
★原則1 「思い通りにいかない」と「うまくいかない」は異なるということ。
★原則2 問題は「解決」ではなく「解消」すべきという考え方です。
●面白かった内容その①
悩みとは、ほとんどが「思い通りにいかない」という状態で、それが悩む理由ですよね?
しかし、この本の説明は単純だけど興味深いものでした。
例えば、目的地に向かおうとしたら電車が止まり、間に合わなくなったらどうしようかと悩みます。
①どうしても目的地にたどり着けない(うまくいかない)
②電車で目的地に行けない(思い通りにいかない)
悩みの大部分は、②の「思い通りにいかない」に過ぎません。
目的地に着くことが目標なら、タクシーやヘリコプターでも可能ですよね?
ですから、まずは「うまくいっていないのか」それとも「思い通りになっていないだけなのか」を判断することで、悩みの90%は解消されるというのです。
経営者にとっては、仕事で次善策を考えることは日常です。しかし、なぜか、悩みは常に存在しますよね。
そこで、「悩み」で思考が停止してしまったと感じたら、
「うまくいっていないのか」それとも「思い通りになっていないだけなのか」を自問することは、非常に意味があると思います。
集客に苦労し、売上が下降している状況では、打った手が効果を示さないこともあります。
しかし、「利益の確保」という目的であれば、減収増益も一つの解決策です。
異なるアプローチを試みる、新しい商品を販売する、人員を削減するなど、取れる手段は数多くあります。
私がさせて頂いている保険の仕事においても、顧客を守るため、事故発生時の保険会社との交渉に頭を悩ませることがあります。「最善の策は何か」「顧客のためにはどのような対応を目指すべきか」「しかし、無理をし過ぎると顧客に負担がかかることもある」
このような時、話題の生成AI、チャットGPTに問いかけを行うのです。
佐藤 「あなたは一流の企業コンサルタントです。ソクラテス式の問答法で、私に仕事の問題に関する問いかけをしてください。」
AI 「まず、現在直面している仕事の問題について教えていただけますか。」
佐藤 「******という問題で悩んでいます。」
AI 「顧客にどのような具体的な負担がかかると考えていますか?それは金銭的なものですか、それとも時間や労力のことですか?」
佐藤 「顧客が保険会社から信用を失うリスクがあります。」
AI 「顧客の信用を保護することは非常に重要ですね。保険会社との信頼関係を築くために、どのような対応やアプローチを試みてきましたか?」
このように問答を続けることで、気づかないうちに行動計画が立ち、問題が具体的な課題へと変わっていきます。
人間との問答ではプライドが邪魔をして感情的になることがありますが、AIとの問答はそのような心配がないため、おすすめです。途中から恋愛相談的な返しをされたりして時々「あらまあ」と思いますが、けっこう面白いですよ。
●面白かった内容その②
そしてもう一つ、私がこの本から学んだ好きなフレーズは、「今日の自分よりも、未来の自分にプライドを持つ」ということです。
現在のちっぽけな「自分らしさ」に固執することで、新たな挑戦ができないことがあると思いますが、
「今の自分は、未来の自分に比べれば、大したことはない。未来の自分はもっと素晴らしい」と考えれば、小さなプライドに縛られることなく、自由に行動できます。
これは本当にそうだと感じました。本当は新しいことに挑戦したいのに、「変だと思われないかな?」「自分らしくないかな?」「会社のイメージに合わないかな?」「こんな風に思われたら恥ずかしい」という気持ちが、長年にわたって挑戦を阻んでることって。ありませんか?変わりたいと思いつつ、変われずにいる。
それでも、未来の自分を想像するのは難しいですよね。未来はいつなのか?それが決まらなければ、始められないでしょう。
私は、未来とは、今日よりも明日、今週よりも来週、今年よりも来年と、常に今より少し先を見ている自分だと思っています。
少しずつでも、今日、明日、明後日と、確実に良くなる自分を信じて、未来の自分にプライドを持ち、常に挑戦し続けたい。
そう思わせてもらえた本でした。
<おまけ>
実は、この記事は生成AIの支援を受けて執筆してみました。もちろん、本を購入し、じっくりと読み込み、内容についても深く考えました。その上でGensparkAIで情報を検索し、GPTsとnapkinAIを利用して下書きとレイアウトを整えました。そしてコパイロットで校正をしています。
まだ慣れていないため、読みにくい部分もあるかと思いますが、徐々に上達できるよう努力していきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。