ルーフドレン清掃の大切さ:建物を守る小さなヒーロー
2025.08.06
🏠 ルーフドレン清掃の大切さ:建物を守る小さなヒーロー
「近年、「自然災害」が激甚化していることが、保険会社の最新データからも明らかになっています。
災害の発生件数が増えているわけではありませんが、一回あたりの被害規模が大きくなっていること、
そして、被害の内容が昔とは変化してきていることが注目されています。
その代表的な例が、線状降水帯による集中豪雨です。
増加しているのは、河川の氾濫などによる「外水被害」ではなく、
建物の排水機能を超える雨量によって引き起こされる**「内水被害」**と呼ばれるものです。
実際、最近の大型台風の際に、あるビルオーナー様から事故報告がありました。
集中豪雨によって屋上に水が溜まり、屋内への漏水が発生したというものです。
原因は、外部から飛来した布が屋上のルーフドレン(排水溝)に詰まり、排水を妨げていたことでした。
その結果、屋上がまるでプールのようになり、階下へ漏水。
部屋の天井や壁の張り替えが必要となる大掛かりな修繕工事に発展しました。
幸いにも、火災保険に加入されていたこと、そしてテナント様の部屋ではなかったことで、
大きな損害には至りませんでした。
しかし、もしテナント様の部屋だった場合、商品の損害補償や休業損害など、さらに深刻なトラブルになっていた可能性があります。
これまで何とか排水できていた雨水も、
最近の「排水設計基準を超える」集中豪雨には対応しきれないケースが増えています。
屋上は普段あまり立ち入る場所ではないため、
知らないうちに排水溝周辺に雑草が生えたり、落ち葉が溜まっていたりすることがあります。
季節の変わり目や台風の前など、定期的にルーフドレンをチェックすることを強くおすすめします。
排水設備そのものの強化は簡単ではありませんが、
少しのゴミや落ち葉、苔などを取り除くだけでも、漏水被害を防ぎ、排水設備の寿命を延ばすことができます。
🌧 ルーフドレンとは?
ルーフドレンは、屋上やバルコニーなどに降った雨水を排水するための装置です。特に平らな屋根(陸屋根)では水が自然に流れにくいため、ルーフドレンが雨水を地上へと導きます。見た目は排水口のようで、防水層と一体化して設置されており、雨漏りを防ぐ構造になっています。
🚨 清掃を怠るとどうなる?
ルーフドレンが詰まると、雨水が排水されずに屋上に溜まり、以下のようなトラブルが発生します:
• 雨漏りの原因に:水が建物内部に浸入し、天井や壁に損害を与えることも。
• 防水層の劣化:水圧で防水層が膨れたり剥がれたりするリスクが高まります。
• 害虫の発生:水たまりや雑草が繁殖し、害虫の温床になる可能性も。
🧹 清掃のポイント
• 頻度:最低でも年2回、秋など落葉の多い季節はこまめな点検が理想。
• 方法:
• ストレーナー(ゴミ除け)の確認と清掃
• ドレン内部の泥や落ち葉の除去
• 必要に応じてバキュームで吸い出す作業も
🔧 メンテナンスのすすめ
• 防水層との接合部の点検:隙間があると雨水が浸入します。
• 部品の交換:劣化したドレンは専門業者による交換が必要です。
• 雑草の除去:根が建材を破損する前に取り除くことで、雨漏り予防にもつながります。
✅ まとめ
ルーフドレンは、建物の寿命を左右する重要な設備です。定期的な清掃と点検を行うことで、雨漏りや劣化を防ぎ、安心して暮らせる環境を保てます。屋上に水が溜まりやすい、排水口が詰まりがちと感じたら、早めに専門業者へ相談しましょう。