「やきゅう」の神様に会いに行く——箭弓稲荷神社の物語
2025.10.09
先日、埼玉県東松山市の箭弓神社へお参りしてきました。
埼玉県東松山市にある箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)。その名前を聞いて「野球?」と思った方もいるかもしれません。実はこの神社、勝負運や芸道向上のご利益があることで知られ、プロ野球選手や芸能人も多く参拝する場所なのです。
WBCで活躍したヌートバー選手のお母様が東松山市出身なので、境内には「ヌートバー」マンホールが設置されています(*^_^*)

🏯 創建1300年超の歴史
箭弓神社の創建はなんと和銅5年(712年)。源頼信が戦勝祈願をした際、白狐の夢を見たことから「箭弓稲荷大明神」と称されるようになったと伝えられています。江戸時代には松山城主の庇護を受け、現在の社殿は1835年に造営されたもの。関東最大級の権現造で、重厚さと優美さを兼ね備えています。
私も、実際に昇殿参拝をさせて頂いたのですが、内部は正面から見るよりもずっと広く、とても立派な社殿でした。
⚾ 野球との不思議な縁
「やきゅう」と読む名前から、野球関係者の信仰が厚いのも特徴です。境内にはバット型の絵馬やボール型のおみくじが並び、少年野球チームの参拝もよく見られます。勝負事に挑む人々の心の拠り所として、静かに力を与えてくれる場所です。
長嶋監督や、王監督なども来られたことがあるそうです。

私は野球にはあまり明るくないのですが、
テニス用品メーカーに勤めていたので、勝負事の世界に生きている人たちを多く見てきました。
やれるところまで準備をやり切ったら、あとは神のみぞ知る事。(‘◇’)ゞ
そこまでやってから、はじめて神様にお願いをしに行くべきなんだよなあ・・・と、反省もしながらの参拝でした(^^)/