読書感想文 「プロフェッショナルマネージャー」ハロルド・ジェニーン プレジデント社
2025.04.02

ユニクロの柳井社長が、ご自身の「バイブル」だと言われている本を読んでみました。
アメリカの巨大企業を14年半にわたって連続増益に導いたハロルド・シドニー・ジェニーン氏の体験談です。
400ページ近い本でしたが、引き込まれるように読んでしまいまいした。
なぜなら、「振り返ってみると、自分はうまくやってきた」的な、自慢的体験談ではなく、
実際に、著者が「毎日やり続けたこと」が書いてあったからです。
特に、経営者は、「経営をし続けなければならない」というフレーズは、シンプルで力強いものでした。
どんな会社であれ、チームであれ、家族であれ、
マネージャーは、常にすべてに気を配り、数字の傾向と意味を把握し、すべてを決断し、責任を全うしなければ、それはマネジメントとは言えない。
著者は、ITTという巨大会社のトップになってからも、買収した200社以上の会社の財務状況を把握し、チェックし、決断をしていたそうです。
紙に書かれた事実よりも、事実を伝える人間の信頼度のほうが重要である。すべて自分で確認しろ。
殆どのマネージャーは、多くの大切な決断を他人に任せてしまうが、それはマネジメントの放棄である。
そこまで責任をもつのがプロフェッショナルマネージャーである、というわけです。
数人の会社や、家庭においても、ここまでの覚悟を持って臨んでいるでしょうか。
誰かが、何とかしてくれるといいな、、、と思ったり。しちゃってませんか。。。(;^ω^)
まわりはトップの言うことではなく、行いを見ている。
経営者の「ガッツ」を、チームのみんなは見ているぞ!
これだけの経営者が、「ガッツ」と言ってくれることに、ちょっとした嬉しさを覚えます。
どこまでいっても、人間のすることですから、
やっぱり、気持ちとか、気合いって、伝わるものですよね。
感情と、知識と、人を大切にする、バランスの取れた人だからこそ、結果がついてくるのでしょう。
ユニクロの柳井社長も、厳しいイメージがある方ですが、きっと、根本にはこういった考えかたがあるんでしょうね。
何度も読み返したいと思う、一冊でした。