心配しないほうが幸せ
2024.02.13
佐藤です。
昨日は千葉県佐原市で勉強してきたのですが、
題名は「来た道、行く道」という、伝統に関する講義でした。
講義中、幸福ってどういうこと?という話の中で、
幸福の「幸」は、こころに心配がない事。
幸福の「福」は、経済的に不足がない事。
という説明がありました。
特に「幸」について講師が言われるには、心配するのは、欲があるからだというのです。
「手に入らないもの、自分では思い通りに出来ないものをどうにかしたいと思う事で心配が生まれる」
~が起きたらどうしよう。~したいのに。~が嫌だ。ダメかもしれない・・・。大丈夫かな・・。
どうしようもない事は、どうしようもない事。欲張って心配しても仕方ないんですね。
でも心配して、くよくよしてしまう。私だってそうです・・・。
「福」については、中華料理店によく「福」の字が張ってあります。
お金を運んで来てくれる人を「福の神」なんて言います。
福って、実質的な健康や豊かさを表すものなんですね。
私達が幸福というとき、どちらを思うでしょうか?
もちろん、
心の安心だけでは生活していけませんし、
経済的に豊かでさえあれば、心配はないかというとそんな事もない。
「福」の経済は相手や環境の影響があるものなので、すぐに思い通りにはなりませんが、
「幸」の、思い通りにならない事で心を痛めないようにする。心配しない。
それなら何とかなりそうです。
「そりゃ、しゃあない!」明石家さんまさんの口癖だそうです。
いまを受け入れる、自分を許す。生きてるだけでまる儲け。
幸福という言葉も、道徳(こころ)と経済(生活)が一体という事なんですね~
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しっかり勉強したあとは、佐原の(食)文化に触れることも大事だと、
有名な、うなぎの「山田新館」さんへ行ってきました。
うな重も美味しいですが、白焼きがパリッと香ばしくて最高。
めちゃめちゃ楽しい道徳が、本物の道徳のはず!と思う、今日この頃です。